2012/08/11

ハイウェイ

地方都市に降り立った時、土砂降りであった。
何が悲しくてこんな雨の中歩かなきゃいけないんだと思った。
悲しいことをたくさんたくさん思い出してしまって、芙蓉美さんの歌がイヤフォンから流れてきて、ぼろぼろ泣いた。泣きながら歩いても特に誰も見ていないし、特に心配する人もいない。感情の蓋はどこに置いてきたんだっけ、多分曲を書き始めた頃にはもうそんなものなかったような気がする。