2015/02/07

阿佐ヶ谷

やさしいな、と単純に思った。
半泣きで作った曲は私情だらけになった。私情だらけの曲はあんまりすきじゃあないんだ。
記憶力があんまりよくないから、だんだんと薄れてきている。ちょうどいいんだけど、写真は残酷だなぁ。
あざとい企画に誘われまくる。私はもっとあざとい企画を打ちまくりたい。だって絶対楽しいんだもん。
転写した匂いは最高で、でもいつまでも残ってくれない。いつも泣いてしまう。私はただの泣き虫だけど、泣くことを軽視されるととてもつらい。胃も耳も痛くなくなってきた。ずっと痛かったんだ、知ってた?
オルガン坂をのぼって、やっとライブハウスにたどり着いて、キーボードを置いてコンビニに行ってフライドチキンを食べた。いや、そんなことはいいんだけど、ライブハウスに戻ってから箱を間違えたことに気がついた。私がいたのは1階で、チェルシーホテルは地下だった。恥ずかしくなって黙ってキーボードを転がして地下へ潜った。多分そこで耳当てを落とした。しかも階段でキーボードの梱包が分解した。洗礼だと思った。エレベーターのボタンは押せるのに地下へは向かってくれなかった。それならそうと書いといてくれ。
鏡で顔を見たら知らない人がいた。異形になれる日が近づいているのだろうか。もっとぶよぶよの存在になって、つらぽよを集めて暮らしたい。