2015/09/06

余剰

うちにあるマッサージ機って幾らするんだろうと思って調べたら私でも買える値段だった。キーボードを運ぶだけで全身バキバキになるから、ないと生きていけないのである。壊れても買えそうでよかった。

大森さんが「キャラじゃないなんて甘えてるから逃してばっか」と歌っているのを聴いて、私はすべてのチャンスを掴みに行く気で活動してきた。フェスの公募枠やシンガーソングライターでも出せるようなアイドルイベントがあれば応募をし、レコード会社のオーディションがあれば応募をし…というようなことをしてきたが、書類にひっかかりもしなかった。大喜利イベントに出たりチェキを始めたり踊ってみたをやったり(順番はてきとう)すれば批判を受け、顔が前面に出て花が顔に乗っているCDジャケットにすれば福笑いみたいだと書かれ…という状況でも何が正解なのかわからないから認知される為ならとりあえずなんでもやってきた。全ては歌でどうにかなりたいからだ。どんなきっかけで知った人にも歌を聴いてほしい。自分の曲は地味だけど絶対いいものだと思っていて、それでも何年もお客さんがつかなかったからやり方を変えているだけで、聴いてほしいという根本は何も変わっていない。
事務所やレコード会社がついてプロモーションしてくれる子たちと同じようにはいかないから、あの子はそんなことしないのにしずくだはどうしてそんなことばかりしているんだなどと言われても、個人で普通にやるのと事務所やレコード会社がついているのでは雲泥の差であることを説明するしかない。多分わかってくれないけど。

もう23歳だし、1月には24歳になる。でもものすごく焦っているわけではない(少しは焦っている)。それにはきちんとした理由があるのだけれど、情報解禁前なのでまた今度。どうにもつらくなったらやめるだけだから、と高校生から言い続けているから多分大丈夫。