2015/10/30

他人だけど他人じゃない

歌うことがこわいと思った。
こわいと思うことを打ち明けても特に取り合ってくれなかった。
冷や汗が少し出ては引き、絶望的な気分がやってくる。タオルケットは良き友達。

多分小学生の頃からなにも変われていない。売りことばに買いことばを返し、どんなにひとりぼっちでもいいと思い込むようにしてきた。ほんとうはひとりぼっちはさみしいし、あの子を選んだあの人を見て悲しくなんてなりたくない。私は私を選んでほしい。でも破綻してしまったらおわり、というか破綻するほかなかったのだとおもう。選んだ時点で間違えていただけのこと、全部。私は私の意志で選ぶことにした。間違えても全部自分に返ってくる、それでいい。人に選んでもらってうまくいかない時のもどかしさがない。全て自分のせいなら、気持ちの整理がつく。

原稿の締め切り、曲の締め切り、アイドル曲の締め切り、頭の中のイメージを形にするのはほんとうに体力をつかう。部屋にいてもどうにもならんから、とりあえずでかける。