2016/11/07

パーソナル


ブログを書こうと気合を入れて書くものじゃないと思いつつ、気合を入れないと書けない。

曲を3つほど仕上げないといけなくて焦っている。納期、納期納期。進捗をちょこちょこ出すの大事。面倒なクライアントじゃない限り。で、ひとつはなんとかした。あと2つあと3日くらいでなんとかしたい。
自分の作品は出てくる時は嫌でも出てくるから仕事してればなんとかなる。アルバイトをしている時は無だけど。週3〜4日、1日3時間だけ無になる。
忙しいような気になっているけど別に忙しいわけではない。12月の予定は今のところライブのみ。初めてインストアライブができるんだけど、入場無料だから人を沢山集めなきゃ!みたいなプレッシャーがいつも以上にすごい。プレッシャーを感じると吐く。とにかく吐く。あと動悸がひどい。最近わかりやすくひどい。それで眠れなくてブログを書いている。

「どんな音楽聴くんですか」と訊かれても自分でもよくわからないし、「このアルバム全体で言いたいことは何ですか」と言われてもそれもよくわからない。あるんだろうけど、わからない。こじつけるのも違う気がして、ありませんと言った。「どんな音楽聴くんですか」が社交辞令的な挨拶の一部とわかっていても面倒でなんとなく流してしまう。コミュニケーションの糸口はきっと他にもあるはずなのだけれども。


レコードプレイヤーを安価で手に入れたからレコードを買った。
カーペンターズが74年?に来日した時の記念盤とか、クリスマスコンピとか。カーペンターズのパーソナルなことが書いてある冊子がついていて、ああカレンも人間なのだよなぁとか思ってしまった。死んだ人間はパーソナルな部分が見えづらくて、そのおかげで曲をフラットな気持ちで聴けるのがよい。デメリットは勝手に作り上げられたイメージで聴いてしまうことか。
私自身はSNSをめっちゃやるけど、SNSが苦手なミュージシャンに惹かれる。阿部芙蓉美さんはツイッターをやめてホームページをブログのようにしていて、色々心配だけどそれはそれでいいのかな、という気持ちになった。パーソナルなことがわからないというのも作品が生きるという意味では必要なことなのかもしれない。その点ユーミンのSNSでの発言はずっこけた。まぁ元々そういう人なんだろうけど、可視化して結構つらいな…と思ってしまった。今日はユーミンのレコードは買わなかった。フラットな気持ちで聴けるようになったら買うと思う。

長々と書いてしまったな。
寝る努力をしよう。